転職成功のため、自分を客観的に観てみよう
2014/01/15
年齢以外の自分の市場価値を知っておこう
東京オリンピックの決定が追い風になって、日本の景気も回復傾向にあり、20代の転職市場はさらに活性化しています。
とは言え、自分が20代だからと言って、望む企業にすんなり転職できるほど、甘くはありません。キャリアアップにつながる転職を果たすためには、自分の市場価値をしっかり把握する必要があります。
転職エージェントや求人サイトに登録すると、自分の市場価値をセルフチェックできるコンテンツが用意されていることが多いので、一度試して、いまの自分の価値を理解しておきましょう。
転職活動前にしておきべき3つのこと
転職を成功させるためには、実際に応募を始める前にしっかり準備をしておく必要があります。
- 自分のキャリアを棚卸しし、自分はどんな仕事がしたいのか、社会人として何を目指すのかを明確にする
- 自己分析を徹底して行い、目指すキャリアがいまの職場で本当に実現できないのか、自分の得意なことは何か、自分の志向性はどうなっているのかを見極める
- 転職エージェントや求人サイトを活用し、客観的な視野にたって転職活動を行う
この過程をおざなりにすると、転職後に何かトラブルが起きたとき、不満だけが募って転職先を探すという、好ましくないスパイラルに突入することになります。
企業が20代に求めることとは?
20歳のスタッフを採用しようという企業側は、専門性や実績などを求めているのではありません。最低限のビジネスマナーを身につけてさえいれば、仕事を通して必要なスキルを深めていけるのが20代だからです。
むしろ、前職のやり方に固執しない柔軟性や、わからないことを覚えようとするやる気を見せることで、可能性を感じさせるか否かが、面接担当者に好印象を残せるポイントとなるでしょう。
キャリアプランを立ててみよう
20代の転職1回で、定年まで勤務できる会社に出会えるに越したことはありませんが、これからキャリアを積んで30代を迎えたときに、さらにレベルアップを目指したくなる可能性も十分にあります。
20代で転職を考えたからこそ、自分のキャリアプランを具体的に考えてみてください。
そのキャリアプランは、仕事をする中で変化していきますが、自分が目標とする位置によってその後の準備が変わるのです。30代の自分のためにも、真剣な転職活動を行いましょう。
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